介護士が共感できるあるあるには、様々なものがあります。
しかし、やはり大きな悩みとなり得るのが人間関係の問題でしょう。

介護士は、共に働く同僚や上司をはじめ、要介護者やその家族など幅広い立場の人と関わります。
加えて、要介護者は年上の高齢者であり、育ってきた環境や価値観も大きく違う傾向にあります。
あらゆる価値観を持った方々と接しながら、すべての人と良好な関係を築くというのは非常に難しいものです。
こうした背景から、介護士が人間関係で悩むことはあるあるだといえます

業務上、連携することが求められる介護士にとって、人間関係が円滑であるかどうかは重要な要素になります。
人間関係のトラブルが発生して、一度関係に亀裂が崩れると修正は難しいものです。
特に価値観が大きく違う人同士であれば、何を講じても解決することが困難です。

職場に話を聞いてくれる人がいたり、相談出来る環境が整っていたりということであれば、第三者に間に入ってもらうことで問題が解決する場合もあるでしょう。
しかし、実際には介護現場はどこも忙しいケースが多く、職場環境の改善を訴えても聞き入れられない、そもそも相談出来る環境が用意されていないことが少なくありません。
そんな状況に陥らないようにするためには、働きやすい職場を選ぶことが大切です。
介護士の仕事を尊重し、従業員を大切にしている職場を選べば、人間関係の悩みも少なくなるはずです。

また、人間関係に悩みを抱えて業務やメンタルに支障を来たすようなら転職することも考えましょう。
我慢をしながら働いても苦しくなるばかりで問題は解決しません。
職場が変わっても介護士として働くことは十分に可能です。

中には「仕事を変える=悪いこと」という印象を持つ人もいますが、そんなことはありません。
心を病む前に環境を変えることは、賢明な選択です。
自分の身は自分でしっかり守りましょう。

前述では、人間関係の悩みのあるあるに触れましたが、他にも介護士には色々なあるあるが存在しています。
そんな介護士のあるあるをまとめて、現場の実情を教えてくれるサイトがあったので、気になる方は併せて確認してみてください→『あなたはいくつ当てはまる？介護士あるある！』